2012-01-01から1年間の記事一覧

昼寝

「化学大辞典」全10巻、燃えるゴミとして処分するのは惜しいと、近くの高校と大学の図書館に持ち込んでみたが、書庫のスペースがないと引き取りを断られた。デジタル化の時代、重たくて場所を取るので、本を捨てるのを「もったいない」と感じるのは時代にそ…

生レバー禁止

今日で今年も半年が過ぎた事になる。月並みながら振り返ると時の経過がますます速くなっているようだ。 インターネットを漫然と見ていたら、厚労省がメタボ健診における腹囲基準を現行通り男性85センチ、女性90センチとするとしたそうだ。内臓脂肪が溜ると生…

箱根で過ごす

月〜火と一泊二日で箱根に行ってきた。天気は今一つであったが、雨にぬれる紫陽花も風情があろうかと期待したが、下界と異なり紫陽花はこちらではまだ蕾が膨らんだ程度であった。幸い雨は大したことは無く傘をささずに済んだので、箱根山のホテルの庭園に咲…

青春真っ盛り

昨日の異業種交流会、参加者の平均年齢は70歳前後であるが、政局談義から日本の将来展望といったテーマに喧々諤々の議論が展開され年を感じさせない。参加者の一人がいみじくも述べたように、同窓会などでは病気やら介護、年金不安といった話題が中心となり…

ツバメの巣立ち

雨上がりの電線にツバメが並んでいる。数えてみると10羽、巣立ったばかりの子ツバメとそれを見守る親ツバメのようであるが、数が多いので数家族分の集団であろうか。 夕方雨雲も薄くなったので、最近オープンしたスーパーへ買い物に出た。アスレチック公園を…

大飯原発再稼働

大飯原発再稼働の報道に対して、新聞にみる識者の発言はまるで脱原発の流れが止まったような言い方だ。再生可能エネルギーの利用に切り替えられれば、それに越したことはないが、実際にはすぐに需要を満たすだけの供給能力もないし、環境問題など多くの課題…

領土原理主義

昨夜は台風4号のお陰で一晩中雨戸がガタガタと喧しかったが、植木鉢がひっくり返った位で特に被害はなかったようだ。 先日の朝日新聞の「私の視点」なるコラムに猪間明俊さんという方が尖閣諸島問題に関連して「平安なしに資源は得られぬ」との意見を述べて…

放射性物質の検査基準

学校給食に用いる食材に対して、国より厳しい放射性物質の検査基準を設定したり、基準以下でも検出されれば給食に出すのを差し控えている自治体が多々あるそうだ。自治体担当者も流通している食品は安全だと認識しているようだが、一部の保護者からの要望が…

明日は父の日

東京にいる息子から谷中の有名なお店の特別なコーヒーが宅急便で届いた。小生のコーヒー好きを配慮しての父の日ギフトである。父の存在を心の隅にとどめ置いてくれた事を感謝したい。 シリアは内戦状態のようだ。反政府勢力へいずれかの国から政府軍に反撃で…

学生に席を譲られて

一昨日、横浜国立大学に出向いた際、バスの中で席を譲られた。学生から見たら小生はかなりの年配と映るのであろう。断ると席を譲ってくれた学生に悪いので、お礼を述べて座らせてもらったが、本人はいささかショックであった。しかし若いつもりでも来年は古…

中高年の世論

昨日の朝日新聞「私の視点」に埼玉大学の松本正生教授が中高年の「その都度支持が停滞を生む」と題して政治の不安定な現状を中高年のその場限りの選択のせいだと批判していた。確かに少子高齢化が具体化し、メディアの意向に左右されるシニア世代が増えた事…

自費出版

かっての上司だった方から立派な本が送られてきた。小説としているが内容は物理の世界から国際情勢への洞察に至るまで博識と執筆への情熱を感じさせる力作である。内容が重たいのでこちらも読んで理解するには時間がかかりそうだ。それにしてもこれだけの装…

上海格安旅行

久しぶりの中国だが、洒落たデザインの高層ビルに圧倒された。薄汚れた発展途上国のイメージは無い。土地が私有化されていないことから都市の再開発は、日本以上にやり易いのかもしれない。同行した人達はほぼ同世代の時間にゆとりのある年金生活者とみた。…

上野のコンサート

先日、ご近所の方から「ハンブルク北ドイツ放送交響楽団」のチケットをいただいたので、小生の如き音感の乏しい輩にはもったいない話だが、ご当人が行けなくなり無駄になるならと上野の東京文化会館へ出向いた。CDで聞くのと生演奏とでは同じ曲でも全く意味…

膝の痛み

膝の痛みがなかなか抜けない。北側の側溝を掃除した際、重いブロックを持ち上げたり、変にかがんだ状態で作業をしたせいかと思うが、階段を下りる際に力が入らない。痛みもさることながら関節のボルトが抜けたような感じで踏ん張りが利かない。特に足元に段…

イギリス館のバラ

21日の金環日食は雲のベールを通してではあったが、はっきり見る事が出来た。専用のメガネを買って準備していた訳ではなく、ダメと言われているサングラスを着用しての短時間の観察であるが、雲のお陰で支障はなかった。専用メガネの売り上げ予測は10億円だ…

博物館めぐり

一昨日の18日は博物館の日だそうだ。東京に用事があったので、ついでに上野の国立科学博物館と東京国立博物館に立ち寄った。常設展の方は無料開放日である。それにしても上野公園は広いし、国立博物館はさすがに規模が大きい。何十年振りかの博物館であるが…

リスクの見極め

昨日は横浜で素晴らしいバラを堪能した。雨の日の翌日、新緑の輝く緑を背にした大輪のバラは花の女王と言えよう。 帰路に買った東京新聞に「福島の母子 心のケアを」との見出しで、「精神的に苦しんでいる子供をなんとか助けて欲しい」との記事があった。 「…

活断層

活断層が富士山の真下にあるかもしれないとかで、地震で富士山が崩壊して大惨事になるのではと、またまた人々を怯えさせるような記事が先日の新聞にあった。 富士山と大地震を結び付ける記事となれば一般人の関心も高まるであろうが、一体どの程度のリスクを…

原発事故後の議論

昨日の朝日新聞「悩みのるつぼ」で金子勝氏は、原発事故後の議論に関連して彼の怒りを書いているので取り上げたい。彼は「御用学者が『低線量被ばくは、健康被害がない』との報道をメディアは垂れ流している。国民の生命と健康をないがしろにしているとすれ…

怒りの行動

今日の朝日新聞「悩みのるつぼ」で金子勝氏は、ステファン・エセルの「怒れ!憤れ!」なる著書を紹介し、「怒りの対象に自ら挑む意志は、人間を人間たらしめている大切なものだ」と紹介し、怒りを行動に移せと述べている。 エセル氏はナチスに立ち向かったレジ…

美しい種

カナダの分類学者アーニー・スモール氏が美しい種の保護に偏る野生生物保護に警鐘を鳴らしているとのレポート記事があった。人気のあるクジラには手厚い保護がなされるが、嫌われる蛇やクモなどの絶滅危惧種は軽視されている。結果として生態系が人為的に変…

原発の「脱ぎ方」

5月1日付けの朝日新聞の「終わりと始まり」のコラムで池澤夏樹氏は、「住めない国土を作った罪」と題して、相変わらず財界と政府・官僚への断罪に終始している。他方、同じ紙面で小田嶋隆氏は「原発の脱ぎ方を考えよう」と題して「安全宣言より廃炉の時期・…

原発ゼロ社会

連休も終わり、孫も自宅に帰った。年金生活者にとっては安穏なる日常に戻った訳だが、天気が目まぐるしく変わるので、計画が立てにくい。北側の側溝の掃除や庭の草取りの遅れに、ブログの原稿もなかなか手につかない。 連休最後の朝日新聞の社説は「原発ゼロ…

こどもの日

昨日のこどもの日は久しぶりの快晴であった。憲法記念日は暗雲が垂れこめていたが、子供の将来は希望に輝いているということか。 申し込んであったピースボートの見学に横浜・大桟橋まで出向く。今回から使用することになったオーシャンドリーム号は、さすが…

憲法記念日

連休だというのに生憎の雨、毎日が日曜日の年金生活者にとっては雨なら雨なりのスケジュールをこなせばよいのだが、休みが自由にとれないサラリーマンには恨めしい天気であろう。しかし草木にとっては,燦々と降りそそぐ太陽の恵みも大事だが、しっとりと雨に…

国吉康雄展

五月晴れには今一歩というところか、曇天の日が多いが今日は久しぶりに昼ごろから青空が広がった。思い立って母を誘い横須賀美術館に出向いた。広々した芝生の向こうに様々な船が行き交う東京湾を眺めつつゆっくりとランチタイムを過ごす事が出来た。 美術館…

農業再生のカギ

TPPに反対する農協中央会などのロビー活動が活発だ。農水省も日本がTPPに加盟すると他国からの安い農産物が大量に輸入され、日本の農業が壊滅的被害を受けるとともに食糧自給率も現在の40%から14%にまで下がると予想している。しかし本当にそうなるかどう…

インドの新型ミサイル

射程が5000キロを超える大陸間弾道ミサイルの発射実験をインドが行ったそうだが、新聞の記事は、極めて冷静で北朝鮮のミサイル発射実験の記事とは扱いが大きく異なる。しかも北朝鮮の場合は人工衛星だとしているのに対して、インドの場合は核弾頭搭載可…

檑亭の庭と植物園

昨日は、お天気がさえなかったが、久しぶりに鎌倉山の檑亭でおそばを食べ、掘り起こしたら美味しそうな筍やら新芽のさわやかな緑を愛でつつ広大なお庭をひとめぐりした。幸い雨にぬれているので花粉症も気にならない。ついで県立フラワーセンター大船植物園…