2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

結論急がず

数日前から猛暑が続く。まだ梅雨明けではないそうだが、今日も夏の日差しに加えて、夕方には派手な雷鳴が轟き夕立ちである。熱中症で死者が出ていることから、節電キャンペーンの反省が聞かれるようになった。節電せずとも、大丈夫との声も聞かれるが、素人…

真夏日

昨日今日はなんとも暑く、日差しは盛夏である。いつもならサーファーばかりなのだが、逗子海岸ではかなりの海水浴客が見られた。逗子海水浴場の海開きは関東地方のトップを切って6月24日に行われ、36軒の海の家が開店しているそうだ。四月末から腰越のリハ…

被災者の身を案じているか?

昨日の朝日新聞朝刊1面のトップ記事は、「電力の選択」なる特集であるが、書き出しは「私たちの国の首相は今、権力の座にしがみついている」である。よほど朝日新聞は菅首相が嫌いらしい。菅首相の退陣は電力の選択を良い方向に進め得るとの論陣を張っている…

解任署名運動

山下俊一長崎大学教授が「100mSV/年以下の被ばくではリスクは不明」との立場が「低線量の被ばくリスクを軽視している」としてNGOなどから非難されているそうだ。6月25日の朝日新聞の声欄には、山下教授を尊敬している学生の「悔しい『解任』の署名運動」な…

テレビ買い替え

月末には地元の共同アンテナのデジタル工事が行われるとのことで、こちらもブラウン管テレビをデジタル対応の液晶テレビに買い替えた。さすがに画面が明るい。3D対応だそうで立体映像を楽しめるメガネをサービスしてもらったが、肝心のテレビ番組は碌なもの…

線量測定は何のため

6月22日の朝日新聞夕刊に「線量 測っても不安」、「基準なく下せぬ評価」との見出しが目にとまった。記事の中身は「国がはっきりした安全基準を示していないからだ」とお上の判断を要求している。これは単なる窓口担当者の責任逃れの口実であろう。 避難地区…

三金会

昨日は、久しぶりのささやかな集まりがあった。第三金曜日に開催されていた集まりだが、名前だけが踏襲されている。今回は「生物多様性に関する近年の動き」と題して、生物多様性とは何か、COP10など様々な議論やら国家戦略やらを環境省に在籍していた後輩が…

梅の収穫

暫く雨が続いたが、今日は久しぶりの青空である。蚊に刺されながらも、庭の青梅が沢山採れたので、梅干しを作ることにした。梅酒は下戸の輩なれば宝の持ち腐れである。何年か前にテキスト片手に作った梅干は、家族のそこそこの評価を得る事が出来たので、今…

『「健康に問題なし」は問題』

東京大学の学内での放射線測定結果について、「健康に問題なし」と説明をつけた事が「けしからん」とクレームが付けられて削除されたそうだ。 新聞記事によると、測定値は毎時0.25マイクロシーベルト前後の値だそうだ。1年間の被ばく量に直すと0.25x365x24…

多元的見方

6月11日の朝日新聞「私の視点」欄で国際エコノミストである斉藤進氏が具体的な数字を挙げて、「原発がすべて停止・廃止されても問題ない」としている。ところが、6月17日の朝日新聞では、中部電力の社長は「原子力の重要性は変わらない」と述べているし、同…

政府も頭から腐る

6月14日の朝日新聞の経済気象台なるコラムで、執筆者は「管政権は不合格点がつけられているのに続投を支持する世論調査の結果が出たのは、誰がやっても同じだという通念によるものであろう」とした。他方で、富山和彦氏の「会社は頭から腐る」なる著書を引き…

小学英語

6月15日の朝日新聞の声欄に「小学英語は英語嫌いを増やす」との投書が掲載されていた。英語教育のできる教員がいないこと、テキストが文法中心で中学英語の先取りにしか過ぎないこと、が問題点として挙げられていた。素人が学習指導要領を見ながら取ってつけ…

母の一時帰宅

4月に倒れて以来、2か月余りの入院生活が続いたが、リハビリが順調に成果を挙げ、昨日は久しぶりに一時帰宅を許された。 退院に向けて、自宅での日常作業上での不都合はないかの点検が帰宅の主目的である。リハビリ病院から作業療法士やリハビリ訓練の担当者…

震災復興財源(2)

6月10日の朝日新聞の社説は「増税で被災地ささえよう」との見出しであった。復興に必要な財源を国債の追加発行を行い、その返済を増税で賄おうという考え方に賛意を示している。付記された「被災地を支援し、世代間で助け合う」という文言に反対する理由はな…

科学技術は負けない

ジャーナリストによる科学者へのバッシングが目につくなか、かなり前の朝日新聞であるが、前東大総長の小宮山宏氏へのインタビュー記事を読み直した。原発事故は科学技術の限界ではとの問いかけに、「困難に思えても問題そのものを明確につかめれば答えを出…

映画とコンサート

昨日は、久しぶりに映画館で映画を見て、夜はコンサートと盛り沢山な日曜日となった。 映画は岩波ホールでの「遥かなるふるさと 旅順・大連」で、映画作家である羽田澄子さんが生まれ育った故郷を訪ねた際のドキュメンタリー映画である。旅順・大連へは昨年…

背信の科学者たち

このタイトルで内橋克人が6月2日の東京新聞のコラムに書いていた。このコラムで引用されているニューヨークタイムズの記者の本には、ガリレオやニュートンが背信の科学者の例として挙げられている。要は、いかに科学が欺瞞に満ちたものかを内橋氏は強調した…

ドクダミ

地面に目を転ずると、手入れの悪い庭は、ドクダミだけが元気よく繁茂し、四片の白い花をつけている。近くのアスレチック公園の階段下に生えているドクダミは八重の白い花をつけており、雑草と言うにはもったいない位である。厳密には、白い花のように見える…

庭の木々

庭の草木が露に濡れて、日々緑を濃くしている。2階の窓を開けると、東側に植えた桜の木が緑の屏風のように枝を横に広げている。隣家に枝を延ばさぬように、枝切りしてきたせいである。引越してきた際に団地の自治会から若枝をもらって植えて以来、30年以上も…

手の届く範囲

池澤夏樹は、私の好きな作家の1人である。朝日新聞のコラム「終わりと始まり」は、毎回興味深く読ませてもらっている。6月7日のコラムで取り上げている原発と再生可能エネルギーに関する池澤氏の熱き思いはくみ取ることは出来たが、導かれた結論については同…

討論型世論調査

6月5日の朝日新聞の「ザ・コラム」に編集委員の根本清樹氏が「民主主義を深める新しい道」と題して、慶応大学で開催された討論型世論調査を紹介されていた。要は皆でしっかり意見交換すれば、理にかなった答えが出てくるということである。世論調査という観…

節電目標15%

企業や家庭の夏場の最大消費電力を一律15%削減する節電目標が掲げられている。企業は残業削減やら、クールビズの徹底、就業時間の変更などさまざまな取り組みを行っているようだが、どうも社員の節電意識の向上が図られた位で、実際の電力消費抑制は目標か…

前歯が欠けた

雨どいに落ち葉が溜り、雨水があふれ出ていたので掃除をした。梯子をかけて下からぐらついていない事を確認して登ったのだが、角度が緩かったせいか地面の所で梯子が滑り、屋根の破風板に立てかけていた梯子が外れてしまった。幸い軒下にある物入れに引っか…

外来生物

町役場の広報6月号を見ていたら、外来生物捕獲数報告なる記事が目にとまった。町役場が貸し出している捕獲器の昨年度の成果は、台湾リスが1,089匹、アライグマが95頭であったそうだ。町役場の管轄する範囲での数字であろうから、三浦半島全体では、この数字…

青嵐

今月の母の属する俳句の会の季題は青嵐(せいらん、あおあらし)である。青嵐とは、青葉を揺すって吹き渡るやや強い風をいい、夏の季語である。梅雨の最中、加えて政界のごたごたで、青嵐を感じる初夏の風はまだ望めそうにない。 3日の朝日新聞「耕論」で自…

結婚記念日

昨年から少しずつ手をつけている我が家のリフォームは、屋根と外壁の塗装、雨どいの取替、及び裏勝手口の物干し場が当面の課題だ。早く手をつけねばと思いつつも、梅雨時の工事は避けた方が良いかとためらっている。太陽光発電には、興味がある。しかし発電…

「生命をはかる」研究会

会長の和田昭允先生のご縁で会の案内をいただいたので、セミナーに参加させてもらった。「超チャレンジング研究をどう進めるか」が今日のテーマである。「こんな事が出来たら、あるいは判ったらすごいな」というような研究テーマをどうやって発掘していくか…

退院へ向けて

母の介護認定審査の結果は要介護3であった。この結果を踏まえて、昨日は母の自宅近くにあるケアプラザで支援センターの方から、介護保険サービスと退院に向けての自宅の受け入れ準備について相談した。思っていた以上に細かいサービスが受けられそうである。…