結論急がず

数日前から猛暑が続く。まだ梅雨明けではないそうだが、今日も夏の日差しに加えて、夕方には派手な雷鳴が轟き夕立ちである。熱中症で死者が出ていることから、節電キャンペーンの反省が聞かれるようになった。節電せずとも、大丈夫との声も聞かれるが、素人には実態が判らない。
最近の論調は「ほどほどに、適当に」が許されず、二者択一が要求されているようだ。原発であれ、自然再生エネルギーであれ、それぞれ長所短所があるだろうし、地球温暖化問題も、生物多様性問題も程度の話である。節電も然りである。
思うにシニア世代は、もったいない精神も加わって、世の中に役立つ事なら、まじめに頑張ろうとする傾向があるようだ。極端に振り子を振るとこぼれ落ちる人も多くなる。
マスコミのアジテーションに振り回されぬよう、シニア世代は回転の歯車を少し遅くさせると良さそうだ。私の場合には、老人力も役立っているように思える。
今日の一句「受けて立つ シニア世代に 青嵐」
もう今年も半年を過ぎた事になる。7月の季題はまだ知らされていないが、「青嵐」の使用は今日までとしておこう。