2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

富岡製糸場

片倉工業に勤めていた大学時代の同級生の案内で、今話題の富岡製糸工場を見学してきた。すでに昭和62年に操業を停止しているが、今回世界遺産として登録されたことから再び脚光を浴び、群馬県の新たな観光名所となっている。 父が勤めていた紡績会社同様、工…

夏山自然公園

昨日はDIYの新聞折り込み広告につられて、肥料やら培養土の買い出しに出たついでに、夏山自然公園に立ち寄った。初夏黄色い花を付けていた蛇結茨は、赤褐色の種子の入った鞘を沢山つけていた。弦に多数の大きな棘をつけて大木に巻きつくさまは、まさに人を寄…

老いの空白

ちらほら黄色い花を咲かせはじめた我が家の金木犀、ほのかな香りを漂わせ秋の訪れを告げているようだ。 先日の天声人語、鷲田清一氏の「老いの空白」の一節を紹介し、「無為の境地が老いには必要なのではないか」と述べていた。しかし、「何もしないで寝そべ…

イワシ

さすがに9月も中旬ともなると、さわやかな秋の風情である。 朝日新聞社への逆風は自らまいた種だとは言え、根底にあるのは朝日だけの問題とも思えない。マスコミやジャーナリストと称する輩は、無責任な報道や放言に対する反面教師として自戒に努めてもらい…

成長戦略

第2次安倍内閣の発足にあたり、再びアベノミクスが話題になっている。3本の矢のうち、第1、第2の矢は当座の対応措置だそうだから、これからは第3の矢である「成長戦略」がどのようなものか興味深い。しかし、4日の朝日新聞では、規制緩和や成果主義な…

STAP細胞検証実験

STAP細胞検証実験に関連して、『科学界「実験する価値なし」』なる小見出しが昨日の朝日新聞にあった。記事を書いた記者の本音を、責任を回避するべく科学界の意見を装っているのであろう。ガリレオの地動説是認を断罪した宗教裁判を連想させる記事である。…

慰安婦問題の検証

慰安婦問題に関連して朝日新聞の検証記事への批判が喧しい。記事内容の正確さ批判ではなく、謝らないことへの批判である。日本では悪さをした児童に先生は、「素直に謝れば許す」と指導することが多い。謝ったからとて罪が消えるわけではないが、謝ることで…