イワシ

さすがに9月も中旬ともなると、さわやかな秋の風情である。
朝日新聞社への逆風は自らまいた種だとは言え、根底にあるのは朝日だけの問題とも思えない。マスコミやジャーナリストと称する輩は、無責任な報道や放言に対する反面教師として自戒に努めてもらいたいものである。
9月の俳句会の兼題は「いわし」だそうだ。イワシの漢字表記「鰯」の語源は「陸に揚げるとすぐに弱ってしまうからという説が一般的」だそうだが、後からのこじつけの様な気がする。イワシの音読みがよわい(弱い→よわし→いわし)と似ているからであろうか。貧乏人の食する下賤な魚で「賤しい」から転じてイワシ(いやしい→いわし)となったとの説もあるそうだが、インフレを煽る安倍首相のおかげで値上がり気味である。優れた健康食材であることから、今後とも大衆魚であってもらいたいものである。
今日の一句「豊漁の イワシ群れきて 海光る」