軍港のバラ
横須賀にあるヴェルニー公園に出かけてきた。水彩画同好会でスケッチが予定されていたのだが、雨で中止となり見損ねたバラを堪能した。ヴェルニーはフランスの製鉄技術者だそうで横須賀での製鉄に貢献した人らしい。軍港横須賀を支えた人ともいえようか。
満開のバラが見事であったが、眼前の港には巨大な軍艦がウクライナでの戦争に呼応するがのごとく停泊していた。
今日の一句
「軍港の 美しきバラに 棘を見る」
手入れの悪い我が庭はドクダミが一面に広がり白い花を咲かせている。他方温州ミカンの方も白い花を咲かせ始めた。こちらは柑橘系の香りがクロアゲハを呼び寄せている。またユスラウメとグミは真っ赤な小粒の実を沢山実らせている。いずれも外観はおいしそうだが甘味は素朴である。
箱根への旅
先週息子が運転手を買って出てくれたので久しぶりに箱根に出向いた。最初の日はあいにくの天気ではあったが、昼に立ち寄った山のホテルでは満開のつつじを堪能できた。
今日の一句
「新緑に燃え上がるがごときつつじかな」
箱根の関所にも立ち寄ったが、修学旅行生らしき生徒らが大勢来ていた。こちらも久しぶりの歴史の勉強である。
翌日は五月晴れ、青空に聳え立つ雪を頂いた富士山はまさに絵にかいたようであるが、写真を撮り損ねた。帰路いつもの湿生花園に加えて、小田原フラワーガーデンにも立ち寄ったが、こちらも満開のバラが見事であった。
燕戻る
今年も燕が向かいのお店の壁に巣を作った。電線に並んで停まった2羽のツバメは、こちらがじっと見上げても物おじしない。毎年のことなので顔なじみになっているのかもしれない。
今日の一句
「五月晴れつがいのツバメ仲良きかな」
日向ぼっこを兼ねて草取りを行っているが、30分もすればすぐバケツ一杯の雑草が取れる。暖かい日が続くと庭の雑草の伸びがすごく、遅々としてきれいにならぬが、ちりも積もればと開き直って天気のいい日には草取りを続けることにした。
今日は新聞社から招待券もらったので上野の森美術館の展覧会を見に出かけてきた。現代美術は作家の作品へ込めた思いや訴えたい意図を聞かないと、奇をてらった絵だと感じるだけで今一つ絵心をくすぐるとか部屋に飾ってみたいという気にならない。
京急のトクトク切符には都営電車の一日乗車券がついているので、日暮里から舎人ライナー、都電荒川線、都営地下鉄三田線と一回りしてきた。時間がないので車窓の景色を眺めるだけではあったが、荒川区など東京の東の方の雰囲気に少しだけ触れることができた。舎人をトネリと読むとは知らなかった。少しずつ東京見物の範囲を広げていくことにしたい。
もう梅雨入りか?
花冷えで寒いと思っていたら真夏日となり、梅雨のごとき雨模様。春をスキップして梅雨入りとなったみたいだ。これも地球温暖化の表れであろうか?
今日の一句
「花冷えと 真夏日交差に つつじ咲く」
雨が続くと雑草が元気だ。ハルジオンかヒメジョオンが庭のいたるところで花を咲かせている。これらの花は手入れの悪い庭に咲くので貧乏草というそうだ。雨が上がったら草取りをせねばなるまい。
昨日デイ・ケアに行く途中で上皇様御一行の車列と偶然出会った。警備のお巡りさんが大勢出て車を止めていたが、葉山御用邸から皇居までヘリコプターを使えばよいのではと思うが、もしかしたら東京の空は米軍横田基地管轄下とかで自由に飛べないのかもしれない。