2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

スイカ

今朝の朝日新聞「サザエさんをさがして」のテーマはスイカであった。「薮入り」を控えてスイカを配達してきた店員が浮かれている様子を描いた漫画の紹介である。薮入りならお盆の頃であり、スイカは夏を象徴する果物である。もっとも最近はハウス栽培となり5…

バタバタと

忙しいと言う訳ではないが、航海日誌の原稿が遅れていることもあって落ちつかない。それでもここ数日、いろいろあった。26日には横浜で開催された「鎌倉・横浜スケッチ会」を見に出かけた。これはピースボートでご一緒した方からのご案内である。同好会とは…

内向き小国化

7月19日の朝日新聞「時事小言」欄で藤原帰一氏が、世界に関心を持ち続けるべき事を訴えていた。そして国際報道の出番が少ない日本の現状を指摘しているが、この指摘にマスコミはどうこたえるのであろうか。内向きの小国化へ導くマスコミの責任は大きい。 今…

英盗聴事件

イギリスでのマスコミによる盗聴事件は、単に違法な手段での情報収集に留まらず、マスコミの権力との癒着が問題視されている。翻って日本のマスコミはどうか。原発の安全性を信じ込まされてきたと被害者づらして報じているマスコミも、当時はお先棒を担いで…

ホームヘルパー

母がリハビリ病院を退院して、一週間余りがたった。経過はかなりよく、若干の手助けがあれば、以前の生活に戻るのはそれほど難しくはなさそうだ。とはいえ右半身にしびれが残り、高齢であれば、気になる事は幾らでもある。近所のケア・プラザのケアマネージ…

絵手紙

ピースボートで一緒に航海した友人から、絵手紙をもらった。航海中、共に水彩画講座を受講したこともあり、返事は絵手紙でよこせとの督促であった。こんなことでもなければ、なかなか絵筆を持つ気にならないので、庭に咲くブーゲンビリアを描くことにした。 …

東京五輪

石原慎太郎東京都知事が、性懲りも無く東京五輪招致を表明した。「復興への道のりで五輪のような祭典があった方が元気になる」との市民の声が新聞に紹介されていた。しかし、東京五輪が実現するなら、日本は活気づくかもしれないが、招致活動そのもので震災…

なでしこジャパン

今回のなでしこジャパンの快挙は素晴らしい。サッカーにはあまり興味がなかったが、今回の女子サッカーの粘りとバイタリティーに誰もが興奮したことであろう。何よりも素晴らしいのは、彼女たちが特別恵まれたエリートではなく、日ごろの努力の積み重ねによ…

脱原発

菅首相の「脱原発」発言に具体的でないといちゃもんばかりがつけられている。朝日新聞の科学医療エディターなる肩書きを持つ上田俊英氏は7月14日の朝刊で「脱原発 方法と根拠を示せ」と無理難題を吹っかけ、これが示されなければ国民はついてこないと断言…

上司の責任

「やらせメール」問題で、九州電力の社長が、引責辞任する見通しとなったそうだ。本件では、原子力管理部の課長の独断でなされたとされていたのが、実は会社ぐるみの行為であった事が問題視されている。だが、むしろ問題とすべきは全責任を課長に負わせ、上…

風を入れる

母の退院を機に、母の自宅の一階の雨戸をルーパー式の物に取り換えた。これなら雨戸を閉めた状態で風を呼び込む事が出来る。今日は日差しが強かったが、期待通りのさわやかな風を室内に呼ぶ事が出来、結果としてエアコンは一度も使用することなく一日を過ご…

母退院

約3か月の入院生活を終え、母が無事退院した。入院していたと言っても治療ではなく、リハビリを続けて日常生活へ戻る為の訓練に無事合格したということである。とは言えまだ右半身が不自由であり、これからの自宅での日常生活が無事に過ごせるのかどうか心配…

暑い一日

昨日、世界一周航路の船旅の際に指導してくれた絵の先生の展覧会が神田の画廊で開催された。船旅の仲間が15〜6名集まり、先生を囲んでの昼食会に参加した。シニア世代とは言え、相変わらず皆元気である。暫く水彩画から遠ざかっているが、こんな会に出るとま…

製造メーカーの責任

先日の朝日新聞「エネルギー政策のゆくえ」欄で石破茂氏が、過去の自民党政権での政策を反省していた。「米企業に依存し、自ら安全性の検証をしてこなかった」ことが問題であると述べている。これは何も原子力政策のみならず、あらゆるところでアメリカのい…

トンビ

最近、母のリハビリ病院を頻繁に訪ねるようになり、相模湾沿いの道路を車で走る機会が増えた関係でトンビとの出会いが増えた。道路が海岸から数メートル高い事もあり、時に低く飛ぶトンビをすぐ横で見かける事もある。車がのろのろ渋滞の時に目をやると、風…

先生は偉いか

7月9日の朝日新聞に「国会議員って『偉い』と思う?」とのアンケート結果が報告されていた。「いいえ」が「どちらかといえば」を含めると8割を超えているのは、国会の体たらくを見れば当然のことであろう。目に留まったのは、このアンケート結果よりも、ジャ…

『生存の条件』シンポジウム

丸3日間もブログの記載をさぼったせいで、息子から熱中症で倒れたのではと心配する電話があった。テレビやエアコンの工事やら母の通所リハビリの下見などが重なった事と7日には旭硝子財団の『生存の条件』シンポジウムに参加したことから、ここ数日、慌ただ…

ヒマワリ

まだ7月に入ったばかり、梅雨もまだ明けやらぬ故、晩夏のヒマワリの花はまだまだ先の事であるが、季題にヒマワリが選ばれたことから、少し調べてみた。 ヒマワリを漢字変換すると向日葵と表記される。太陽の動きを追いかけるように首を振るとされているので…

歴史教科書

先日の朝日新聞神奈川版に横浜市での歴史教科書の採択が報告されていた。歴史教科書が話題になるのは、記述内容に異論が多い「新しい歴史教科書をつくる会」主導の教科書(自由社刊)をどう評価するかに関心があるからである。 横浜市の場合、教育委員会が任命…

難問に熟議を

7月2日の朝日新聞の「耕論」の紙面で北大の杉山教授が「コンセンサス会議」を、そして慶応大の曽根教授が「討論型世論調査」を提唱されていた。いずれも徹底討議を経た市民の声を政策に生かそうとするものである。国民レベルは一流なのに、政治レベルは二流…

梅干用に赤シソを買う

今日も夏空が広がっている。先日の平均気温は、6月としては国内観測史上初の39度台を記録したそうだ。原発論議ともども暑い夏は、これからが本番である。 昨日、大船で運よく赤シソを買うことが出来た。今日は10日ほど甕で塩漬けした梅を取りだし、赤シソを…

覚悟を

一昨日の朝日新聞に京都大学原子炉実験所の今中哲二先生が「汚染の中で生きる覚悟を」とショッキングな見出しで寄稿して居られた。素人が憶測で物を言うのではなく、専門の方がそれぞれの立場から忌憚のない意見をぶつけ合うことは大変有意義である。しかし…