2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

大学ランク下落

先日の朝日新聞コラム「私の視点」で、京都大学の依田高典教授が、大学の国際的なランクを上げるには「研究費をベテラン教授ではなく、ハイリスク・ハイリターンの20代、30代に積極的に投資すべきだ」との意見を述べておられた。全く同感である。教授は論文…

国民医療費最多34兆円

厚生労働省の発表によると、2008年度の国民医療費(医療保険が適用される治療費)は対前年比2%増で34兆円を超えたそうだ。このうち65歳以上が54.6%、75歳以上が31.5%を占めていることから、実に86%あまりは高齢者への医療費と言うことになる。高齢化社会とな…

平和な晩秋の本土

先日の朝日新聞「天声人語」、「本土のメディアは、鳩山さんが迷走し、ふらつき、グロッキーになるのを面白がっただけで、問題は基地でも何でも良かった」との沖縄からの声を掲載し、珍しく反省していた。普天間の問題は、他人事のような記事の取り上げ方が…

お遍路

近くで毎月開催のサロン、今日の話題は日本とスペインでの巡礼の旅である。四国へのお遍路は、最近はバスツアーなども企画されているようだが、歩き遍路は1万人以下で全体の数パーセント、しかも大半が60代だそうである。観光化しているとはいえ、弘法大師…

ダイオキシン

今日の新聞、神奈川版に「ダイオキシン基準超え検出」との見出しで、葉山町のごみ処理場排水中のダイオキシン量が基準値を1割超えたので、ゴミ焼却を中止しているとの報道があった。一体どのくらいのダイオキシンが検出されたのかと見れば、基準値10ピコグラ…

玄関のリフォーム

築30数年の我が家、さすがにいろいろ手直ししたいところが増えてきた。玄関のはめ込みガラスもひびが入ったことから、雨戸の取替に次いで玄関のリフォームをすることとした。 今日の工事は、ガリガリと騒音と埃を舞いあげて、そで部分の基礎をぶっ壊すところ…

アートの世界

今日のコミュニティー・カレッジは「広報」、人が集まるチラシをどう作るかがテーマ。フォントとワード・アートやクリップアートの組み合わせを工夫して、対象者の心に響くゴールの見えるタイトルを作ればよいのだが、日頃からキャッチコピーのセンスを磨い…

平和ボケ

尖閣列島における中国とのいざこざについては、映像流出事件もあってマスコミが頻繁に取り上げているが、北方領土についてはロシア大統領の国後島訪問とその後のロシア外相の1956年の日ソ共同宣言を疑問視する発言がなされているのに、あまり国内で議論…

がん検診

今年は人間ドックの抽選に外れたことから、地元の保健センターで費用の安い手軽ながん検診を受けてきた。肺がん(胸部X線)、胃がん(胃バリウム)、大腸がん(検便)、前立腺がん(採血)の4種である。これらの検査の精度がどの程度なのかは判らないが、多分…

言葉が浮いている

先日の新聞コラム欄で天野祐吉さんが、最近の新聞記事の乱暴な見出しに苦言を呈していた。感情を搔き立てる最近のキャッチコピーは、まるで読者を洗脳しているようでもある。「センセーショナリズムとスキャンダリズムは、マスコミのお家芸だ」と天野さんは…

ハリーポッター

昨日、テレビでハリーポッターの映画を観た。映画の中では、壁の絵や新聞の写真が動画だったが、デジタルフォトフレームを考えれば魔法でも何でもない、手の届く技術である。昔のSFが現実なものとなっている例は、考えてみれば沢山ありそうだ。ドラえもんや…

ピクシーシュリンプ

餌なしでも飼えるインテリアペットとして小瓶に閉じ込められていたピクシーシュリンプ、机の上に放置されていたが、久しぶりにのぞいてみたら姿が見えない。虫眼鏡で丹念に調べるも見つからず。脱色、透明になってまだ生きているのか、それとも死んだあと微…

青島幸男「人間万事塞翁が丙午」

久しぶりに面白い小説を読んだ。東京の下町の風情を、なめらかな掛け合いの中に映し出した女将さんの奮闘記であるが、昭和の激動の中にたくましく生き抜く庶民の目から書き記した歴史書でもある。当時の商い人たちの日常における多彩な表現が、まるで歯切れ…

新語・流行語(2)

今回の新語・流行語には言葉を端折っただけのくだらない言葉もあるが、我が身に照らしてなるほどと興味を引いた言葉もいくつかあった。 「断捨離」、インターネット検索をしたら、ヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」を基にして作られた言葉で、「不要なモノ…

金沢文庫・八景の歴史と観光を学ぶ

今日のかながわコミュニティー・カレッジでの講習は、称名寺の隣にある県立金沢文庫で行われた。午前中、学芸員の方から金沢地区の今と昔の地図を重ね合わせつつ、かっては大きく入り組んだ平潟湾(まさに名実ともに瀬戸内海)の鎌倉の勝手口としての意義、…

身長が縮む

フィットネスクラブで身体検査をしてくれた。BMIや内臓脂肪指数、腕や足の筋肉バランスも正常ないし普通との結果で、一応健康体であると言えそうだ。 ところが身長は想定していた値よりも2cmも低い値となった。体重と異なり身長は変わらぬものと思い込ん…

オバマ大統領鎌倉訪問

母と鎌倉の教会の早朝礼拝に出かけたら、いつもと違ってえらく車が少ない。午後からはオバマ大統領が来るとかで、昨日と同様交通が規制されるそうだ。 昼ごろになると、池子辺りにはたいへんな人数の警官が道路を巡視していたが、ニュースによると池子の米軍…

携帯電話の機種変更

毎日が日曜日になると携帯電話で話す相手は細君ばかり、こちらは無料サービスを受けられるから、ほとんど電話代がかかっていない。基本契約条件をもっと安いものにしたらと思い立ち、駅前の扱い店に出向いたら機種変更が条件との事で、たいして使わない携帯…

新語・流行語

今年の新語・流行語として60語が選ばれたことがニュースとなっていた。改めてこの60語を並べてみるに、全く意味がわからない言葉が10語余り、何故これが流行語なのか、どんな場面で使われているのかがわからない言葉が半分ぐらいある。流行に取り残されてい…

日本への投資

円高で金融政策はどうなっているかと批判記事ばかりだが、9月中間決算では東証1部上場企業の増益が相次いでいるそうだ。日本経済の要となる自動車業界の雄、トヨタも黒字とのことだから、政府に頼らずとも大手企業はそれなりの手はちゃんと打っているとい…

田舎暮らし

雑誌「SPA」の8月10日号の記事がインターネットに配信されていた。都会人の田舎暮らしへの憧れに対する警鐘をまとめた記事であったが、問題点として挙げられた項目は①ディスカウント店が無い(=東京の方が安い)②店に在庫がない(=入荷に時間がかかる)③田…

機密情報の流出

尖閣列島での中国漁船衝突の映像が流出したことから、機密情報管理が十分でないと批判され、当局は犯人捜しに躍起になっているようだ。 このような情報の流出は、コンピューター社会が負うリスクであるが、開かれた民主主義社会のリスクでもあるように思う。…

前立腺がん検診

先日の朝日新聞に「前立腺がん検診 有効か」とのコラムがあった。一昨年の人間ドックでPSA検査の結果から要再検査を指示され、ひどい目にあったことを思い出した。再検査で超音波健診の結果、特に問題は無かったのだが、医者からは生細胞検査(細胞を取り出…

北方4島

新聞の見出しによると(今回の訪問でロシアは)「2島を返さぬ意志鮮明」とある。今回のロシア大統領の国後島訪問に対して、首相は相変わらず「遺憾である」と述べているだけで、残念ながら、北方領土に関しての自らの意志を鮮明に打ち出したようには見えな…

おとなしい来客あり

次男一家が旅行に出ている間、飼っている犬を預かることになった。ほとんど吠えることのないおとなしい室内犬ではあるが、家族の一員として飼われていることからこちらに慣れるまでは少し緊張している様子である。今のところ室内で粗相をすることも無く、こ…

東大に友人を訪ねる

欧州から東大に来ている友人を訪ねた。彼に会うのは4年ぶりだ。昨年家族ともども東京に住むようになりうまく日本に馴染めたか気にはなっていたが、元気に忙しく過ごしているようだ。本郷のキャンパスも新たな建物ができ、洒落たレストランやゲストハウスまで…

葉山町の歴史散策

葉山町生涯学習課の主催するガイドツアーに参加する。昨日と打って変り、朝から雨、傘をさして古い長屋門 (葉山の初代村長、町長を勤めた伊東家)や三面六臂の馬頭観音、千葉から鎌倉へ向かう途中で日蓮上人が立ち寄った本圓寺、落差5〜6mの不動滝、不動堂…

文化の日

久しぶりに青空が広がる。今日は文化の日だが、毎日が日曜日だとあまり休日の実感がわかない。 妻は両親の追悼行事にて大阪へ出かけたので、こちらは午後、母の住む家の庭木の剪定に出向く。但し、隣家に伸びている枝を切る程度でお茶を濁す。 夕食は一人な…

TPPとコメ関税撤廃問題

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の事前協議に入るとコメなどの関税が撤廃されることになるとして、全農は反対している。しかし、安いコメが輸入されなければ日本の農業は安泰と言う訳ではない。 農業従事者の高齢化、生産性の低下(コメ単収の低下)、コ…

今年もあと2ヶ月

月並みだが、今年もあと2ヶ月、毎日が日曜日なら時間を持て余すはずが、バタバタとせわしなく時間が過ぎて行った気がする。あれもこれもと気持ちだけは欲張っているせいかもしれない。 玄関を新しくすることにし依頼予定の業者と打ち合わせを行った。他の業…