お遍路

近くで毎月開催のサロン、今日の話題は日本とスペインでの巡礼の旅である。四国へのお遍路は、最近はバスツアーなども企画されているようだが、歩き遍路は1万人以下で全体の数パーセント、しかも大半が60代だそうである。観光化しているとはいえ、弘法大師と共に修業を積むとの宗教的意味合いも色濃く残り、地元の人達や巡礼者同士の交流、歩く楽しさを満喫されたようだ。63歳での退職を機に挑戦されたのだが、その満足を糧に今度は世界遺産に登録されているサンティアゴへの巡礼路約200kmを完遂し、証明書コンポステラーノを手にされた。東西巡礼の相違点と相同点の考察が面白かった。
文化や歴史、風土を肌で感じながら歩きとおす旅は、いつか私も元気なうちに具体化させたい。