平和な晩秋の本土

先日の朝日新聞天声人語」、「本土のメディアは、鳩山さんが迷走し、ふらつき、グロッキーになるのを面白がっただけで、問題は基地でも何でも良かった」との沖縄からの声を掲載し、珍しく反省していた。普天間の問題は、他人事のような記事の取り上げ方がこれで改まるとも思えないが、「最低でも県外」との鳩山前首相の思いにどうして「天声人語」が共鳴しなかったのかは、わたしには良くわからない。日米関係をぎくしゃくさせたとマスコミは批判してきた結果、管首相の姿勢はアメリカ重視だそうで、結局基地問題は今まで通り沖縄への犠牲を強いるだけで終わりそうだ。
近くのイチョウの街路樹、掃除に追われているご近所の方には申し訳ないが、昨日の風で道路が黄色い絨毯のようだ。そして綺麗な電飾を点灯させている家が増えてきた。秋も深まりいよいよクリスマスの季節、平和な本土の姿である。