オスプレイ騒動

さわやかな青空が広がっているが、日差しは猛暑である。先日の日曜日、逗子海岸は海水浴客で大変な人出であったようだが、こちらは室内プールで泳いでいるので一向に日に焼けない。甲子園球場の熱戦も涼しい冷房の利いた部屋でないととても観戦できそうにない。
夕方になって、アプローチで枝が伸びたゼラニウムを奥の方に植え替え、たっぷり水撒きをおこなった。植木の剪定と雑草を刈り取らねばならないのだが、そこまでの元気はない。もう少し涼しくなるまでお預けだ。
オスプレイなる飛行機の普天間配備をめぐって、マスコミもジャーナリストもその安全性を懸念する話題が目につく。不安を払拭すべく日米政府はその安全性のアピールに一生懸命だ。しかし、普天間の問題はオスプレイが配備されなければ良いという訳ではない。通常のヘリコプターでも住宅密集地で飛行訓練をすれば事故のリスクは高い。オスプレイが問題なのではなく、普天間基地の存在そのものが問題なのだ。
「国外か、少なくとも県外に移設を」との鳩山元首相の発言は、日米間の信頼を損ねたとマスコミにたたかれて雲散霧消してしまったが、沖縄問題を考えれば鳩山発言をもっと大きく支援すべきではなかったか。オスプレイなどの輸送力や軍事技術の高度化された現在、沖縄、いや日本からの米軍基地を撤去することなど原発問題に比べればはるかに容易な事であろう。
今日の一句「遅咲きの 我が家の庭の 百日紅 残暑に促され 花開きおり」