前立腺がん検診

先日の朝日新聞に「前立腺がん検診 有効か」とのコラムがあった。一昨年の人間ドックでPSA検査の結果から要再検査を指示され、ひどい目にあったことを思い出した。再検査で超音波健診の結果、特に問題は無かったのだが、医者からは生細胞検査(細胞を取り出しがんか否かを判断)をしなければわからないといわれ、おまけに、この検査を受けた人の三人に一人はガンであったと脅かされ、肛門から針を突き立てられ大変痛い思いをした。結果は白であったが、がんでなくて良かったというより、「医者が患者を作ろうとしている」との思いを強くした。
そして今日の朝刊、間寛平を登場させての「PSA検査」を促す全面広告、医者の苛立ちを象徴しているみたいだが、本当に必要な検査なのかどうか大いに議論してもらいたいものだ。