大腸がんリスク

今日の夕刊に大腸がんになる確率をいくつかの指標で算出する試みが発表されていた。
先日の新聞記事にあったコレステロール値については、医者の間で意見が分かれていたが、今回は国立がん研究センターによるもの故信頼は高そうである。しかしここに挙げられている指標は、年齢、喫煙、飲酒、運動の4項目であり、当然のことながら大腸がんのみならず、多くの生活習慣病の発症リスクに関わる指標である。即ち、太り過ぎない、たばこは吸わない、酒はほどほど、そして適度の運動を行えば生活習慣病発症のリスクは低くなる。発症リスクは年齢と共に直線的に上昇しているから、私のような前期高齢者の範疇に入った者は食生活と運動に心せねばならない。
この結論は、大腸がんのリスクを計算するまでも無く、健康な老後をおくる為の基本である。