夏山自然公園

昨日はDIYの新聞折り込み広告につられて、肥料やら培養土の買い出しに出たついでに、夏山自然公園に立ち寄った。初夏黄色い花を付けていた蛇結茨は、赤褐色の種子の入った鞘を沢山つけていた。弦に多数の大きな棘をつけて大木に巻きつくさまは、まさに人を寄せ付けぬ恐ろしい蛇のごとくである。少し離れた木に巻き付いた弦にはきれいな白い花を咲かせていた。後で調べたら仙人草というらしい。羽毛状の花柱が仙人のひげを連想することから名付けられたそうだ。
公園内に植えられた黄色コスモスには小型のセセリチョウがせわしなく飛び交っていた。ひらひらと優雅な飛翔ではなく、まるでぴょんぴょん飛び跳ねるがごとくでせわしなく、写真に撮るのに苦労した。
1時間足らずではあったが、売店でソフトクリームを食べながら、のどかな秋のひと時を堪能した。
今日の一句「小鰯の 取るももどかし 小骨かな」