小学英語

6月15日の朝日新聞の声欄に「小学英語は英語嫌いを増やす」との投書が掲載されていた。英語教育のできる教員がいないこと、テキストが文法中心で中学英語の先取りにしか過ぎないこと、が問題点として挙げられていた。素人が学習指導要領を見ながら取ってつけたような教育なら、やらない方がましかもしれない。投書者の懸念はもっともである。
早い時期から英語に慣れ、英語アレルギーを払しょくする事が目的なのに、実態が受験英語の先取りでしかないなら、何をかいわんやである。
「誰が一体どのように教えていくのか」が議論されていないで、実施されているなら日本の教育行政はなんともお粗末である。
今日の一句「青嵐よ 嫌いな授業は 吹き飛ばせ」