青嵐

今月の母の属する俳句の会の季題は青嵐(せいらん、あおあらし)である。青嵐とは、青葉を揺すって吹き渡るやや強い風をいい、夏の季語である。梅雨の最中、加えて政界のごたごたで、青嵐を感じる初夏の風はまだ望めそうにない。
3日の朝日新聞「耕論」で自民党林芳正氏は「腐っても自民党、明日からでも政権を担える」と啖呵を切ったが、腐った政党などに日本を託したくはない。先ずは、自民党政権時代の犯した過ちへの自己批判と、難局へ立ち向かうビジョンを示す事が先決であろう。
今日の一句 「青嵐か 永田町に吹く 管降ろし」