2011-01-01から1年間の記事一覧

ブログの再開

9月8日以来、2ヶ月あまり筆が止まってしまった。 この間、バタバタと重なった雑事を挙げてみると、(1)懸案の航海日記は校正を繰り返し、印刷屋さんに手間を取らせたが、やっと校了となった。(2)立ち上げると宣言した「食と健康アカデミー」も発起人会を開催…

9月の季題「カマキリ」

昨日のブログはよそのパソコンからアクセスしたせいか、勝手に広告が入り込んでいる。「編集」のキーワードも出ていないので、削除する方法もよくわからない。 本題にもどって、俳句同好会の9月の季題は「カマキリ」である。鎌で切るからカマキリと呼ばれて…

横須賀美術館

朝夕凌ぎやすくなった。日中は陽射しも強く入道雲も健在だが、空の青は秋の色である。 母を誘って、観音崎にある横須賀美術館に出かけた。といっても母は脳梗塞の後遺症で歩くのが不自由なので、美術館のレストランでの昼食のみである。レストランの前の広々…

久しぶりのブログ

日記はさぼり始めると、あっという間に一週間経過である。一体何をしていたのかと振り返るも、格別忙しかった訳でもない。要はだらけていただけである。取り敢えずは、暑さのせいにしておこう。 北側の勝手口のテラス屋根が新しくなった。屋根に透明な波板を…

野田政権の誕生

本命ではなかったらしいが、いずれが首相になろうとマスコミは手ぐすね引いて粗さがしに奔走することであろう。しかし、つなぎなどと言わずに任期満了まで全力投球できるよう周りが支援しないと、不幸な結果はこちらに跳ね返ってくる。 待ち構えている大きな…

蕎麦屋

久しぶりの青空、日差しは強いがもう秋の気配を感じる。喧しかった蝉も少し落ち着いたようだ。 遅めの昼食に母を誘い、久しぶりに葉山・上山口にある蕎麦屋に出かけた。裏の棚田では稲穂が頭を垂れ、農家の人が刈入れた後、稲を干すための棒を大型の物干し竿…

百日紅

やっと航海日誌原稿の見直しが終った。甥っ子にPDF化してもらって印刷屋に見積もりをしてもらう事になる。なんとか9月末までには完成させたいものである。原稿に時間を取られて、ブログの更新がおろそかになった。 今日は、北側勝手口の物干し場の屋根を取り…

短命政権

今日の朝日新聞の社説は、今までの菅首相叩きから短命政権へ話題を少し変えている。社説ではドイツの「建設的不信任制度」(現職の不信任は次の首相選任時に限る)を紹介しているが、朝日新聞はポスト菅の展望のないまま菅首相辞任を要求してきたし、「目まぐ…

油壺マリンパーク

先日、孫を連れて水族館へ行ってきた。油壺まで車を走らせたのは何年ぶりであろうか。平日で、しかも雨模様の天気が幸いして、ゆっくり魚たちと顔を合わせる事が出来た。孫は貪欲な知識欲を発揮し、すでに大概の魚の名前を知っている。図鑑で得た知識に照ら…

大連立

昨日の天声人語、「難局に、首相の退陣時期が最大関心事の政治では、貧相にもほどがある」としながらも、関心事は菅首相の後任候補である野田財務相である。「大連立を飾る『オールジャパン』のイメージは力強い」、「ある目的のために組むという行為は高揚…

蝉しぐれ

厳しい暑さを助長する蝉の大合唱は、夏の風物詩ではあるが、いささか今年は度を越しているようだ。5〜6匹が群れるがごとく木の幹にへばりついていたり、我が家の玄関前で数匹転がって死にかかっていたりで、妙に目につく。 蝉は早起きで、朝5時前には鳴き始…

値上げ

バターやチーズが値上げだそうだ。震災と原発事故の影響で日本の農業、畜産業はかなりの痛手を受けたであろう。原発による被害は風評被害も含めて保証がされるようだが、東電だけですべてをまかなえるとは思えないから、税金が使われることになる。食料品の…

小麦アレルギー

「茶のしずく石鹸」に含有されていた加水分解小麦が原因かと思われるアレルギー患者が急増している。 食品衛生法では、えび 、かに、卵、小麦、そば、落花生 、乳などを含む加工食品については、アレルギー症状を引き起こす可能性のある人たちが誤って口にせ…

菅首相への評価

今日の朝日新聞オピニオン欄に菅首相を哲学する学者國分功一郎氏へのインタビュー記事が出ていた。國分さんの意見もさることながら、インタビューする側の秋山惣一郎氏の発言に興味を持った。秋山氏の肩書は記載されていないが、記事の内容からすると朝日新…

夏バテ

最近よくつかわれる熱中症という言葉は、要は夏バテの事であろう。節電を無視してエアコンの世話になっているが、やはり体中がかったるく、やる気をそがれる。友人から原稿の校正が返ってきたので、コメントに沿って原稿の見直しを始めたが遅々として進まな…

雨樋清掃

突然「3,000円で雨樋清掃します」との電話をうけた。かみさんは、最近悪質リフォーム業者の噂を聞いているのでと猛反対ではあったが、雨どいのオーバーフローが気になっていたこともあって依頼した。結果は誠実な業者で、素人では手の届かない2階の屋根の雨…

脱原発か減原発か

朝日新聞7月30日の記事によると、菅首相のいう脱原発を原発維持派に配慮したのが減原発だそうだ。言葉の遊びの域を出ないように思うが、脱原発であれ、減原発であれ、将来構想である点は同じである。方向が決まったが、どのように具体化していくのかは国民的…

節電目標

節電の目標として示された15%なる数字が多すぎるとのクレームがマスコミで報じられていた。2割ぐらい過剰な数字を根拠として算出されたらしいが、15%を10%と置き換えたからとて、庶民の節電対応が変わるとは思えない。各家庭での節電実績を数値で表示する事…

骨折予防とコーヒー

先日の朝日新聞に「骨折しない丈夫な骨の作り方」なる特集記事が掲載されていた。高齢者の骨折は、寝たきりになるきっかけともなる。丈夫な骨づくりには、日頃の食生活と運動が大事な要素である。 しかし、記事を読んでいてタバコと共にコーヒーの取り過ぎが…

やらせ

原発の討論集会やらシンポジウムへの参加を促す会社側の行為を「やらせ」と称して非難するマスコミの報道に違和感を覚える。多くの市民活動などで、このような集会に多くの人の参加を呼びかけることは珍しい事ではない。討論集会やシンポジウムは賛成か反対…

誕生日

今日は小生の誕生日である。母の言うことには、生まれた家から蔦に絡まる甲子園球場が見えたそうだ。もちろん空襲で今ではすっかり様子が変わってしまっている。神戸大空襲で焼夷弾の降る中、生死の境をさまよっていたらしいから、今あるのはよほど運が良か…

スイカ

今朝の朝日新聞「サザエさんをさがして」のテーマはスイカであった。「薮入り」を控えてスイカを配達してきた店員が浮かれている様子を描いた漫画の紹介である。薮入りならお盆の頃であり、スイカは夏を象徴する果物である。もっとも最近はハウス栽培となり5…

バタバタと

忙しいと言う訳ではないが、航海日誌の原稿が遅れていることもあって落ちつかない。それでもここ数日、いろいろあった。26日には横浜で開催された「鎌倉・横浜スケッチ会」を見に出かけた。これはピースボートでご一緒した方からのご案内である。同好会とは…

内向き小国化

7月19日の朝日新聞「時事小言」欄で藤原帰一氏が、世界に関心を持ち続けるべき事を訴えていた。そして国際報道の出番が少ない日本の現状を指摘しているが、この指摘にマスコミはどうこたえるのであろうか。内向きの小国化へ導くマスコミの責任は大きい。 今…

英盗聴事件

イギリスでのマスコミによる盗聴事件は、単に違法な手段での情報収集に留まらず、マスコミの権力との癒着が問題視されている。翻って日本のマスコミはどうか。原発の安全性を信じ込まされてきたと被害者づらして報じているマスコミも、当時はお先棒を担いで…

ホームヘルパー

母がリハビリ病院を退院して、一週間余りがたった。経過はかなりよく、若干の手助けがあれば、以前の生活に戻るのはそれほど難しくはなさそうだ。とはいえ右半身にしびれが残り、高齢であれば、気になる事は幾らでもある。近所のケア・プラザのケアマネージ…

絵手紙

ピースボートで一緒に航海した友人から、絵手紙をもらった。航海中、共に水彩画講座を受講したこともあり、返事は絵手紙でよこせとの督促であった。こんなことでもなければ、なかなか絵筆を持つ気にならないので、庭に咲くブーゲンビリアを描くことにした。 …

東京五輪

石原慎太郎東京都知事が、性懲りも無く東京五輪招致を表明した。「復興への道のりで五輪のような祭典があった方が元気になる」との市民の声が新聞に紹介されていた。しかし、東京五輪が実現するなら、日本は活気づくかもしれないが、招致活動そのもので震災…

なでしこジャパン

今回のなでしこジャパンの快挙は素晴らしい。サッカーにはあまり興味がなかったが、今回の女子サッカーの粘りとバイタリティーに誰もが興奮したことであろう。何よりも素晴らしいのは、彼女たちが特別恵まれたエリートではなく、日ごろの努力の積み重ねによ…

脱原発

菅首相の「脱原発」発言に具体的でないといちゃもんばかりがつけられている。朝日新聞の科学医療エディターなる肩書きを持つ上田俊英氏は7月14日の朝刊で「脱原発 方法と根拠を示せ」と無理難題を吹っかけ、これが示されなければ国民はついてこないと断言…