蕎麦屋

久しぶりの青空、日差しは強いがもう秋の気配を感じる。喧しかった蝉も少し落ち着いたようだ。
遅めの昼食に母を誘い、久しぶりに葉山・上山口にある蕎麦屋に出かけた。裏の棚田では稲穂が頭を垂れ、農家の人が刈入れた後、稲を干すための棒を大型の物干し竿のように組み立てていた。ここは絵になる棚田の風景である。簾越しに棚田を見上げながら蕎麦をすすると、どこか地方へ旅した気分になる。
今日の一句「さわやかに 秋を招くや 入道雲