非常事態宣言

「非常事態宣言」が出された。「対応が遅すぎる」とか「強制力がなく意味がない」などとの批判はあるが、図書館や交流センターの休館に加えて、プールも明日から使えなくなり、小生にとっては、活動範囲がどんどん狭められることになる。
コロナウイルスに対する危機感がなさすぎると怒られそうだが、日常の活動を規制している様々な予定がすべて白紙の状態になるのはめったにないことでもあり、あらためて日々の過ごし方を見直す良い機会かもしれない。
平均余命はあと10年余りらしいが、現在の健康状態をずっと保てるとは限らない。コロナに感染しなくても人生の終焉を迎えるのはそれほど先のことではないと思えば、暇を持て余す毎日を送るわけにはいかない。
今月の俳句会の兼題は「シジミ」だそうだ。今頃のシジミが最もおいしので春の季語になっているとか。非常事態で不要不急の外出は控えるようにとのことだが、明日は魚屋を覗くことにしよう。
今日の一句「蜆貝 桜散りて 色を添え」
⇒ シジミは黒くて石ころのようだが、夕餉の風情に桜の花びらがひらひらと舞い込み彩を添えてくれる。