介護事業

損保ジャパンが「介護事業を強化し、収益源の多角化を図る」との報道があった。介護事業は儲かるらしい。高齢化の進展で需要増が見込まれる一方で、不足が指摘されている介護士の給料は非常に低く抑えられている。質の悪いサービスであっても、入居者には選択の余地はなく、経営者にとっては美味しいビジネスなのであろう。居酒屋大手のワタミからも介護事業子会社を買収しているそうで、なにやらブラック事業のイメージがつきまとう。介護士の給料がこれほどまでに低く抑えられていることが話題にならないのは不思議である。立派な高級ホテル並みの施設と安月給の過重労働の組み合わせはアンバランスだ。
今日の一句「ポインセチア どぎつい赤に 心萎え」