診療報酬改定

診療報酬は0.84%の引き下げとなると発表されたが、医師に対しては0.49%引き上げられた。日本医師会の政治的圧力によるものであろう。日本医師会は「マイナスだと適切な医療が受けられなくなり、医療崩壊を招く」と脅かすが、「高齢化の進展に伴い『治す医療』から『治し、支える医療』への転換が必要」だと言われている現在、医者の報酬のみを高くすることに国民が理解を示しているとは思えない。安い給与で過酷な労働を強いられている介護士や保育士の報酬を引き上げることの方が、高齢者にとっても、次世代を担う若い人たちにとっても有益であろう。
医師の代名詞がエゴイストとか守銭奴とかにならぬよう日本医師会は自戒すべきである。
今日の一句「ポインセチア 紅一点の 忘年会」