カフェイン中毒死

エナジードリンク」と呼ばれるカフェインを含む清涼飲料水を大量に飲んだ男性のカフェイン中毒死が報告された。カフェインは、よく知られているようにコーヒーや緑茶などにも含まれており、これらの飲料も安全性に問題があるかのような報道のされ方である。
しかし血中濃度が致死量に達するほど「エナジードリンク」を飲むとしたら、一体どのくらいの量を飲む必要があるのであろうか。公益財団法人「日本中毒情報センター」の試算では100〜150mgを含有する飲料なら20〜30本を一気に飲むと致死量に達する計算となるそうだ。これほどの清涼飲料を一度に飲むのは不可能であろうから、死因はむしろカフェインの錠剤を多量に服用したことによるとみるべきであろう。解剖の結果、この男性の胃からカフェイン錠剤の粉末が見つかったそうだ。
今日の一句「燃え立てよ ポインセチアの 寒き夜」