2013年の賃金構造基本統計調査によると医師の月収83万円3200円に対して、福祉施設介護員は21万8900円と医師の4分の1である。過酷な労働実態を考えれば、せめて看護師の32万8400円位に近づけるべきであろう。医師がもらい過ぎているとも言えるから、医師の収入を介護士に少し回してあげればいい。
施設にいる高齢者にとっては、医者よりも介護士や看護師の世話になる機会の方が多い。ついでに言えば、医師でなければできないとされる様々な医療や健診行為は、介護士や看護師へ権限移譲すれば、もっと細かいケアが可能となろう。
今日の一句「春の昼 しばしまどろみ 夢を見る」
