平成の終わりに

今年は元号が新しくなることから、平成の30年間がどういう時代であったか様々な論議がなされている。私の関わっている生涯学習講座でも平成の30年間を振り返る市民講座を企画中である。身近できな臭い戦はなく、科学技術の進歩発展により日常生活はより快適に、便利になってはいるが、これからの見通しは?というといささか不安を覚えることが多い。先日発表された今年の終末時計は、地球滅亡まで残り2分と悲観的である。
改めて懸念される事項を思いつくままに書き出してみると
* 格差社会の進展
* 国家財政の赤字拡大
* 無能な霞が関官僚のヒラメ族化
* 負の遺産が懸念されるオリンピック施設
* オリンピック後の日本経済の破綻
* 韓国の反日感情激化
* トランプ大統領の日本に対する無理難題押しつけの懸念
* 沖縄を人身御供とする基地政策
* 日米地位協定にみるアメリカ追随外交の無策
* イギリスのEU離脱と欧州経済の失速
* 展望の見えない難民・移民問題
* 問題先送りの原発政策
* 教育・研究への長期投資低迷による将来展望のなさ
* 少子化と労働力不足への場当たり的対応
* 年金破綻への懸念
いくらでも出てきそうで怖いくらいだが、平成の良き思い出といえば天皇皇后両陛下の人柄だけであろうか。
今日の一句「初夢は 覚めてしまえば 絵空事」 → せめて夢の中だけででもと思えども、、、