スミレ咲く

夕方散歩に出たら、くっきり富士山のシルエットが見事であったが、赤く染まった夕焼け空は砲弾で焼け出されたウクライナの町を連想してしまう。権力者の意図するところが今でも軍事力で実現されようとしているところが恐ろしい。

晴天が続いたので、庭にたっぷり水撒きをした。河津桜が満開だとの報道があったが、我が家の桜はまだまだ冬の装いである。しかし庭の隅にフキノトウを見つけた。また日当たりのいい所にスミレが咲いていた。この暖かさ故、来週あたりは庭中雑草が一斉に出始めることであろう。

今日の一句

「余寒など どこ吹く風の スミレかな」

三寒四温の季節だが、このまま春に向かってくれるとありがたい。

三浦閑人