雪やこんこ

今日は予報通り寒い一日であった。第二回目の市民講座を聴講したが、今回もコロナ対策で会場の窓を開けており、厚着をしてはいるが足元が冷える。積もるほどではないが、夕方には雪がちらちらと降り始めた。

やっと町役場から3回目のワクチン接種の案内が届いた。ワクチンの副反応は気になるが、コロナ感染のリスクを考えれば早い方がよかろうと判断し、メーカーにこだわらなければ11日接種可能とのことなので予約した。

チュウリップが咲いた

といっても庭に植えたのはまだ芽も出てはいない。息子が家内の誕生日にと贈ってくれた寄せ植えの鉢である。当初はつぼみで届いた鉢だが、暖かい2階の窓際に置いたら花を開いてくれた。暦の上では立春を過ぎた所で、花屋はこのタイミングで花が咲くように準備してくれたのかもしれない。

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今日の一句

「雪こんこ はや春迎えた 家の内」

家の内と外では季節が異なる。暖房して着ぶくれて家の中では花盛りと季節感がおかしくなる。ところで童謡の歌詞にある「こんこ」とはなんであろうか?「雪やこんこん」と謡っていたが、霰の方は「こんこん」と降るのもわかるような気がするが、音もなく積もる雪の様子は「しんしん」である。どうも「こんこ」は降る様子を表現したのではなさそうだ。「こんこ」をWEBで検索したら、来む此(ここに来い)の転訛と言われているとか。童謡では「雪や来い来い霰や来い来い」と謡っているらしい。窓際に座ってぼんやり外を眺めている老人と、外に飛び出して遊びたい子供との感性の違いである。

三浦閑人