アベノマスク

今朝アベノマスクが配達された。マスクは巷に溢れ、熱中症を懸念してマスクを外すことが求められているというのに、何とも時機を逸したお役所仕事である。
休会していたスポーツクラブが営業を再開したので、昨日久しぶりにプールに出向いた。クラブの方は体温を測るは、ロッカーは半分閉じるは、至る所に扇風機を置いて換気に努めるはと、スタッフは神経びりびりである。
これで日常に戻れるかと期待しているが、PCR検査の実施が今なお限られていることからいつまた患者数(感染確定者数)が増えるかはなはな心もとない。
いかなる対策を立てるにせよ感染状況を正確に掌握できるだけの元となるデータを集めることが基本であろう。僅かなPCR検査数の結果に一喜一憂している現状は、行き当たりばったりの暗中模索の運任せといえようか。
しかも対策と言えばお店を閉じて家に閉じ籠もることだけ、じっと嵐の通り過ぎるのを待つのみと、まことにお粗末で無策の一語に尽きる。
今日の一句「六月や 草生して 野山の誘い」 
⇒ 外出自粛とは言え、里山歩きなら許されよう。草木の香が早く出て来いと招く。