やっと退院

8泊9日の入院生活を終え昨日退院できた。手術自体は全身麻酔の下で行われたので、本人の記憶は全くない。家内は、担当医からの術後の説明の際、手術したことの証拠品のように切除された部分を見せられたそうだが、気持ちの悪いものであったろう。残念ながら、病理診断の試料としてどこかの検査機関に送付され、当人は自らの体の一部を見る機会はなかった。点滴などのいくつもの管につながれ、手術後の数日間は煩わしいものがあったが、設備の整った新病棟はきわめて快適な生活空間を与えてくれた。
今後、感染などのトラブルがなければ、薬の長期服用からも解放されることになるが、年齢と共に劣化していく肉体は、心して過ごさないとあちこち不具合を生じることになりそうだ。
今日の一句「打水が 珍しげなる 都会っ子」