都知事選候補

マスコミは東京都の知事選候補者の予想ばかりをとりあげているが、肝心の50億円もの税金をかけてなぜ選挙をすることになったのかは忘れ去られている。ザル法と指摘されている政治資金規正法やら贅沢な経費の適正化などは、舛添前知事を止めさせるためにだけ持ち出された話題のようだ。もっともイギリスにおける国民投票騒動を見ると、バカな選択をして大きなムダ金を使っているのは、日本人だけという訳ではなさそうだ。アジテーターに翻弄される付和雷同の国民性は洋の東西を問わずと言えようか。 
俳句会の7月の兼題は、打水、水撒きだそうだ。猛暑をアピールする夏の風物詩であるが、利根川多摩川での取水制限が話題になっている折から、雨をもたらす台風でも来ない限り、猛暑日でも打水は気が引ける。加えて、舗装された表通りでの打水は、道行く人に嫌われているかもしれない。
今日の一句「打水が 似合う路地裏 人静か」