長柄桜山古墳

昨日は青空が広がったので、長柄桜山古墳へと里山歩きをした。この古墳は20年くらい前に地元の方が見つけたそうだが、4世記頃に造られた長さ90m位の神奈川県内では最大級の前方後円墳である。今は伐採されて、なるほど前方後円だと素人目にもよくわかるが、かって雑木林に覆われていた状態でよくも見つけたものだと感心する。すぐ近くにある2号古墳からは相模湾の向こうに江の島が見えたが、残念ながら富士山は霞んで見えなかった。今回はこの後、六代御前の墓の方に坂を下った。平家物語によるとここで平正盛から6代目に当たる平高盛が切られたとあり、この話に沿って作られたそうだが、墓と言っても埋葬はされていない。
標高100m位とはいえ、階段の上り下りは小生にとっては休み休みの息継ぎが必要となる。途中で若い人が駆け足で通り抜けるのに出会い、わが身の後期高齢者たるを思い知らされた日でもあった。
今日の一句「目に青葉 コロナ自粛も なんのその」
⇒ こんないい日に家で自粛は非健康的である。