お正月

今年も湘南の地は晴天に恵まれ、比較的穏やかな新年である。元旦の朝、葉桜団地の見晴らし台からは江の島の向こうに雪をいただいた富士山が丹沢の峰を従えるようにくっきりと見える。とは言え団地内では松飾りをしている家は約半分、しめ縄などはほとんど見かけない。国旗を掲揚している家が一軒だけであった。こんな状態だから住宅地内ではあまりお正月の風情は感じられない。お正月だと浮かれているのはテレビの低級番組くらいであろうか。
昨年の正月には年頭の目標として5項目挙げたが、今年は努力目標を次の2項目に絞ることにした。
(1) 昨年参加した逗子のアートサロンでの水彩画を今年も続けることにし、秋には展示会に出展できるようになること
(2) 「三浦半島路傍の草花」3年後の上梓を目指して、原稿の執筆を開始し、年内に内容の骨組に目途をつけること
1月の兼題は「新年」である。毎日が日曜日のせいか、あまり新しい年に変わるという実感が湧いてこないが、脳の老化防止を兼ねて一句ひねることとする。
今日の一句「新年に 怠惰に喝の 日記帳」