元旦の朝

今年の正月は、昨年のように快晴という訳にはいかない。午後には、積るまでには至らないが雪がチラチラと舞い、寒々とした曇天である。
昨夜は遅くなって息子が帰省してきたこともあり、今朝は8時ごろ布団を抜けだしての新年である。型通りのお雑煮の後、ずしりと重い朝刊(といっても広告が大半だが)と年賀状に目を通す。虚礼だといってもこの年になると、年賀状は年に一度の安否確認の儀式でもある。
さて今年の目標だが、不言不実行となるので一応有言実行を目指すことにする。
(1) 昨年、友人から水彩色鉛筆をもらったこともあり、10枚以上、できれば月1枚以上の絵を描くことにしたい。
(2) ブログは年末近くなって気が進まなくなり、頓挫してしまったが今年は頻繁に書くよう心がけたい。
(3) 女子大を去る時に学生に約束した「三浦半島路傍の花」なる本の執筆に取り掛かる。3年後、前期高齢者の仕上げとして電子書籍化する心づもりである。
(4) 3年前に始めた「食と健康アカデミー」は4月に第10回市民講座を開催して一区切りとし、後任に事務局業務を引き継ぐ。
(5) 昨年から始めた「歌声レッスンビギナーズ」、逗子楽習塾市民委員としてのボランティア協力、逗子談話サロンへの出席、うみかぜクラブでの水泳については、継続は力と肝に銘じて力まずに続けることにする。
以上、昨年と似たような内容だが、今年は年男でもあり心して取り組みたい。
1月の俳句会の兼題は枯野(原、道、人など)だそうだ。新年の華やかな門出とは異なる冬の情景だが、シニア世代にはわが身を象徴する言葉でもある。ここは開き直って明るくまとめたい。
今日の一句「空晴れて 夢広がるは 枯野原」