調査捕鯨

外に出たいが終日の雨で出そびれた。折角の桜も今日の雨で散り始めたようだ。
南極での調査捕鯨は、国際司法裁判所の判決で科学的研究のためといういい訳が通らなかった。
「食文化失う」との新聞の見出しがあったが、日本での需要はすでにかなり前から低迷しており、日常の食材とは言い難いものになっている。調査捕鯨自体、かなり税金をつぎ込んでお役所のメンツで続けられていたのではなかろうか。結果として調査捕鯨が中止となって困る人は限られていよう。
そのことよりも「まさかの完敗」との見出しの方が気になった。記事によると外務省幹部は「こんな判決は誰も想像できなかった」と述べているそうだが、お役所的な取り組みでは完敗は十分予測できたことのように思える。もし本当に予測できなかったというなら、お粗末という他ない。
今日の一句「野にありて 彩り豊か 桃の花」