里山歩き

昨日は終日しとしと雨が続く寒々とした一日であったが、今日は青空が広がり暖かい。昨日、一日家にこもっていたので、今日は湘南国際村に出かけた。コロナ対策というより花粉症対策用のマスク姿での里山歩きである。奥の駐車場に車を停めて、「森と畑の学校」なる看板が出ている辺りを一巡りした。路傍を注意して観察するも菫やタンポポといった定番の春の花はまだ見当たらないが、山桜や木イチゴが白い花を付けていた。たくさん植えられたオリーブの木も新芽を吹いている。
昨日の雨で滑りやすくなっていたせいか、坂道の途中で両ひざをつくように転んだ。受け身の利かない老人様の転び方であり、家に戻っても階段を下りる際に痛む。敏捷さがなくなってきたかと妙な納得の仕方をしているが、転んだ際には幸か不幸か周りに人がおらず、無様な姿を他人にさらさずに済んだことにホッとしている。しかし里山歩きとは言え、打ちどころが悪ければ大ごとになっていたかもしれず、自戒したい。
今日の一句「里山は もう一息の 木の芽時」
⇒ 春の訪れも、コロナの終焉ももう少しの辛抱といえようか。