晩秋の風情

梅雨の如き雨も一段落かと、久しぶりに自宅近くを一巡りしてきた。近くの空き地ではセイタカアワダチソウが縄張りを誇示するがごとくに花を咲かせ、ススキは角に追いやられている。崖の斜面はノアサガオの葉で覆い尽くされ、所々で青い花を咲かせていた。日当たりが良いせいか、ここではクズを抑え込んだようだ。道端の木陰ではツワブキの花が咲いていた。もう晩秋の風情である。
家に戻ろうとしたら、なんと雨が降り出した。予想外であったが近くの喫茶店で雨宿りをすることになった。余計な出費ではあったが、雨宿りできたことを感謝しよう。
今日の一句「青柿が いつの間にやら 色づきて」