議員の不正

政務活動費の不正請求問題で富山市議会の多数の議員の辞職が報じられたが、彼らが警察沙汰になっていないのはどうしたことであろうか。私文書偽造による公金横領だと素人には思えるのだが、道義的責任による自主的な議員辞職で済まされることであろうか。
折しも議員報酬も増額予定だったそうで、市議会議員は私利私欲を肥やす輩だともいえそうな様相を呈している。今日の朝日川柳に「着服し辞職するだけ罪問わず」とあったが、政務活動費を巡る不正は、日本全国いたる所で報じられている。一罰百戒ともなるよう厳しい刑事処罰を科さなければ、ほとぼりが冷めれば再び似たような不正をなす議員たちがぞろぞろ出てくることであろう。
今日の一句「秋愁う なれ合い政治の なれの果て」