築地市場の早期移転

秋雨前線停滞のせいで雨が続いたが、昨日今日と束の間とは言え久しぶりの晴天となった。暖かい日差しに誘われたか、ムクゲ百日紅の後を受け、金木犀の黄色い花や地面から湧き出たようなコルチカムのピンクの花が咲き始めた。これから秋の草花の季節に入ることになるので、近場の里山散策を心がけたい。
小池百合子東京都知事所信表明演説が行われたそうだ。なかなか芯のある人のようだから、東京都政に新しい息吹を吹き込んでくれそうだ。それにしても築地移転をどのように実現されるのであろうか。マスコミは豊洲の問題を連日取り上げて大騒ぎしているが、都民の食の安全・安心を言うならできるだけ早く築地市場の移転を実現させるべきであろう。不衛生な築地に市場を留め置くことによる安全リスクと懸念される豊洲の安全リスクを冷静に比較すれば、結論はおのずから明らかであるが、豊洲の懸念のみが取り上げられて不安をあおっている。日本人の付和雷同型の国民性が現れているようで心配だ。ヒットラーか、北朝鮮金正恩氏の演説を想起させるような安倍首相の演説に対する議員のスタンディングオペレーションも気になる。
今日の一句「香り立つ 金木犀に 秋思う」