熊本大地震

花粉症の季節が通り過ぎたのか、薬のお蔭かはわからないが喘息様の咳もだいぶ治まってきた。春たけなわなのに、なんともさえない日々を過ごした感である。
他方、思いがけない熊本の大地震、波状攻撃の様な余震(本震?)が続く。連絡のついた大学時代の友人は、家の倒壊は免れたが怖くてずっと車中泊で過ごしているとのメールが届いた。一方、熊本市内で揺れのひどかった東区にいる先輩には、電話をしたものかどうかまだ迷っている。無事であったとしても、なんと慰めの声を掛けたものか、言葉が思いつかないし、遠方の地にあって、こちらからしてあげられることも限られている。誠に歯がゆいことだらけだ。
福島、福岡、阪神淡路、そして今回の熊本と最近大きな地震が続いている。こうなってくると活断層だらけの三浦半島にもそろそろ順番が回ってきそうだ。地震がない場所に逃げ出すわけにもいかぬ故、取敢えずは身の回りの地震対策を考えることにしよう。
それにしても裏山で囀るガビチョウの喧しいこと、鶯もツバメも圧倒されている。保育園児の声が騒音だという人もいるようだが、春の野鳥も近くで聞くとそのけたたましさに驚かされる。
今日の一句「春深し 囀る野鳥の やかましさ」