深海探査船

昨日、横須賀の夏島にある(独)海洋研究開発機構に出向いた。三金会なる同窓の集まりで、一般公開日に合わせて企画された見学会である。海の底深く超高圧に耐えて調査船を沈める技術は、まさに日本の誇れる高い技術水準を示すものといえよう。
星空は我々に想像の世界を提供してくれるが、カラフルで様々な奇異な生物の宝庫である海底は目に見えるリアルな世界である。探究心を描きたてるようなひと時であった。
11月の兼題は「湯豆腐」だそうだ。急に秋が深まり、日が暮れるのが早くなった。庭や通りの落ち葉も目につく季節、こたつに入っての鍋物や湯豆腐は、和食文化を象徴するような冬の風物詩でもあろう。我が家ではここ数年こたつを出す習慣が無くなったが、夜長をのんびり過ごすために、明日にでも引っ張り出してみることにしよう。
今日の一句「湯豆腐の 湯気に素朴な あたたかさ」