集団的自衛権

海棠の芽が膨らみ、雪柳もちらほら咲きだした。そろそろ庭仕事の季節かと、昨日、DIYの店で敷石を買ってきた。だが今日は生憎の雨、出鼻をくじかれた感である。もっとも花粉症には雨の方が有り難いともいえる。
安倍首相は集団的自衛権の行使容認に拘っている。彼の仮定する実施事例は米国内や米国のイージス艦へのミサイル飛来への自衛隊による迎撃だそうだ。対処できなければ日米同盟関係が毀損されると懸念している。しかし、米国の防衛を日本の自衛隊に期待しているとは思えないし、米国へ向けて発射されたミサイルを自衛隊が撃ち落とす事は技術的にも難しかろう。
冷静に考えれば、米国に対して無謀な戦争を仕掛ける事態はよほどの事であり、万一日本近海でそのような緊迫した状況となれば、日本も交戦状態になっている事であろう。むしろベトナム戦争やらイラク戦争など、アメリカが仕掛けた戦争へ自衛隊が引きずり込まれることの方が可能性としては大きい。米軍と肩を並べて戦争のできる国にしたいというのが安倍首相の本音であろうと思うのはうがち過ぎであろうか。
今日の一句「桃の花 梅と桜の 狭間にて」