凍る月

満月は昨日だったかもしれないが、今夜も月が煌々と冴えている。とは言え底冷えの寒い夜にあっては凍るような輝きで、やはり名月は中秋の方が温かみがあってよい。
気象庁は寒波の到来を告げているが、日記を見ると昨年の成人式の頃は雪が降っていたようだから、日中の日射しは今年の方が暖かいのかもしれない。
近くの高校の塀沿いに植えられた日本水仙が白い花を沢山咲かせている。地味ではあるが霜枯れの雑草の間で春の訪れを告げようとしている感じである。
今日の一句「初春の めぐり来れば 齢重ね」