子供の幸福度

先日の新聞にユニセフによる子供の幸福度調査の結果が報告されていた。先進31カ国中で日本の子供の幸福度は6位だが物質的豊かさは21位とかなり低い。日本では貧困ライン(所得の中央値を貧困ラインとしこれより下だと貧困状態と位置づける)を下回る子供が15%近くも居り、且つ貧困ラインを下回った子供たちの平均所得が貧困ラインの額の7割程度しかないそうだ。
格差社会へ邁進する日本の現状を思えば、貧困層の現状はさらにひどくなるであろう。アベノミクスで景気回復だと言っても、賃金の伸びは少なく、求人も非正規雇用が中心となれば、今後幸福度も低下するのではないだろうか。日本の将来を憂う。
今日の一句「靖国の 四面楚歌なる 冬の夜」