朝の寝覚め

さわやかな快晴の朝である。半開きにした雨戸から差し込む早朝の柔らかな日差しとカーテンを揺らす風が朝の寝覚めに心地よい。もうしばらくすると蝉の大合唱が始まり、今日も暑い夏の幕開けとなるのであろう。玄関へのアプローチで大輪のユリが咲いていた。清楚な白い花は青空に映えて美しい。デジカメに撮ってはみたが、このさわやか感覚が写真でも感じられるであろうか。
五輪のテレビ番組は再放送のダイジェスト版で充分と思っていたが、最後の種目、マラソンだけはテレビ観戦させてもらった。当初トップとの差があれだけつけば、最初からもう勝敗は決まったかと思われたが、最後の一周でドラマを見せられた思いだった。
我が家の周りはシニア世代ばかりだが、お里帰りか最近は子供らの賑やかな声が近所から聞こえてくる。お盆であるが、こちらは日中の暑さにお墓参りに出かける気にはならない。
今日の一句「サルスベリ 孫の泣き声 騒がしく」