脱原発

さわやかな朝、6時前に起床、飼い犬を庭に出してトイレさせ、そしてジュースと牛乳のミックスとバナナを食べながらゆっくり新聞を読む。年金生活者の至福の時であると言えば少し大げさか。
反原発論議と並行して話題になるのが自然エネルギーであるが、朝日新聞の社説では「電力会社の買い取り制度をテコに自然エネルギー普及を」と論じている。「自然エネルギーは比較的少ない資本で取り組める」としているが、この程度の理解で脱原発は難しかろう。自然エネルギーを取りだす実用的な技術開発はまだまだ未完の状態であり、付随する環境問題は議論が尽くされているとは思えない。反原発の声を上げるのは簡単だが、具体化させるためには自然エネルギー利用に向けての地道な取り組みを推進するしかない。既存の原発を再稼働するかしないかで決まる話ではない。
アメリカ西海岸へのツアーに参加するべく、今夜羽田を出発する。雄大なグランドキャニオンや西部劇の世界を目の当たりにしたら、きっと気分が高揚し元気づけられることであろう。しかし10時間余りの空の旅、時差ぼけを含めて年齢を感じさせられる旅となるかもしれない。
今日の一句「昼寝覚め 思いっきり伸びて 大あくび」