墓参り

昨日、一年ぶりに多磨霊園へ墓参りに出かけた。個人的にはお墓に先祖の霊を祭る場所としての実感が無く、墓参りはお墓の様子を見に行くと言った程度だが、管理者のお陰か雑草も生えておらず綺麗に保たれていた。
千の風になって」という歌がヒットしたが、お墓は故人を偲ぶために必須のものという訳ではない。家屋敷と同様、○○家の墓と言えばその家の歴史を継いできたものであったろうが、核家族化した現在そのような意識は薄れてきたように思える。
我が身の場合、ロマンティックな響きのある相模湾への散骨がよろしいが、弔いの儀式は残された者のためにあるともいえるので特に注文を付けるのは止めておこう。