蝉の大合唱

早朝、あたりがほんのり明るくなってきた頃、けたたましく喧しいのは野生化した台湾リスであろう。最近近くでは姿を見なくなったが、4〜5年前には庭をわがもの顔で走り回っていた輩である。日が昇り気温が上がるとともに蝉の大合唱が始まる。一斉にわめくように騒々しいが、よくよく耳をそばだてると様々な楽器を持ち寄っているようにも聞こえる。
ミーンミーン、スイッチョスイッチョ、オーシーツクツクなどのメロディーがさまざまなテンポで、時に濁音の入ったもの、高音ですんだものなども交えて実に多彩だ。
数日前に庭でシオカラトンボを見かけた。夏真っ盛りの一こまである。