酷暑の8月15日

午後3時の室内気温が31℃、できるだけ冷房は付けない方針できたが、どうにもこうにも体がかったるく作業効率が悪い。今日から方針を変えクーラーをつけっ放しにすることとした。設定温度は27℃である。
家内は大阪での追悼礼拝出席のため日帰りで大阪へ、キリスト教の教会で新暦盆に合わせて追悼行事を行うのは珍しいが、お盆はクリスマス同様、宗派を超えた日本的な風習と理解できなくもない。
8月15日は終戦記念日、私には戦争の記憶は全くないが、焼夷弾による絨毯爆撃の下で九死に一生を得たらしい。「戦後の食べ物の無い時代を経てよくまあここまで生き延びてきたものかと改めて感じる」とは88歳になる母の感想である。他方、原子爆弾投下同様、このような一般市民に対する無差別絨毯爆撃は非人道的行為として糾弾されるべきことであろう。このことは被害者が日本人で加害者がアメリカ人ということを意味してはいない。戦争を行う国にあってはいずこでも無為な死を強制されるのは一般市民である。仕方がない事としてあきらめずに、地道な反戦平和への取り組みが日本であれアメリカであれそれぞれの場でなされて欲しいものである。報道によると民主党政権全閣僚は靖国神社参拝を見送ったそうだ。現在の日本国憲法下にあっては当然であろう。