時の流れ

はや晩秋、明日からもう11月だ。若いころに比べて時間が早く過行くように感じるが、年と共にテキパキ仕事が処理できなくなったせいでそう感じるのかもしれない。しかし、他方で、時間の長さはもしかしたら不定で伸びたり縮んだりするものではないかと最近思うようになった。同じ1時間であっても、人によりあるいは様々な場面で、その長さが異なる多次元の世界に我々がいるのかもしれない。正確な時を刻む時計があっても、時間の長さは所詮人間が決めた約束事に過ぎないのだから、同じ1時間でも人によってその長さが異なっていてもおかしくはない。1時間のビデオをスローで再生することもできれば、早送りで再生することもできるのと同じことだと言えようか。
時間とは何か?ぼけ老人の頭の体操になりそうな課題であるが、空回りで終わる可能性が大ではある。
今日の一句「萩の花 スローライフの 残り花」