野鳥は害獣

今日、回覧されてきた自治会のチラシに「庭に来る野鳥にエサはあげないように」との注意が記されていた。餌をあげるとカラスなどが飛来し、花壇や野菜畑をほじくり返すので困るということのようだ。一瞬私のことかと思ったが、朝食時のリンゴの芯や皮、傷んだバナナのかけら位しかあげていないので、許容範囲としてもらえれば有難いのだが、、
ダイオキシン騒動時に落ち葉焚きが禁止されているが、今回の回覧では屋外で火を焚くと煙が近所迷惑だからと改めて自粛が要請されていた。要は程度の話であろうが、あれもこれもダメというのが増えてきた。
以前、子供たちの騒ぐ声がうるさいと保育園や公園が嫌われているとの報道があったのを思い出した。カールソンの「沈黙の春」は野外生物への農薬の害に対する警鐘であったが、成熟した高齢化社会では静寂を求め続けるのであろうか。静まり返った住宅地は、まるで墓地のようにも思えるのだが、、
今日の一句「白々と 朝日に輝く 水仙の花」