明治神宮

一昨日、表参道での集まりに出た後、天気が良いので明治神宮へ立ち寄った。前に来たのは20年以上前のことであろう。ほとんど記憶に残っていなかったこともあり、改めてその広大さに驚かされた。お正月は大変な混雑であったろうが、平日ということもあって参拝客はそれ程でもない。大半は観光客であろう。それでも本殿に近づくと、遅ればせながらの初詣の人も多く見受けられた。
500円の入場料(庭園維持への協賛金名目)を払い御苑を一回りしたが、苑内はまさに冬枯れの風情で、花といえばわずかに水仙が池の隅っこでひっそりと咲いている程度であった。前世期へタイムスリップしたかのように、都会の中にぽっかりとあいた静寂の空間である。
今日の一句「冬枯れに 陽のぬくもりを 求めおり」